施設長のつぶやき[No.17]


身体機能の向上だけが介護の成果ではないでしょう。
お年寄りが本当に”ああ 生きていたよかった”と感じるのは
必ずしも身体機能を向上させるだけではなく
美しいものに感動する心、
人から受けるやさしさ、
思いやりの心、
そして生まれる 生きる意欲、幸福感などがとても大切なのだと思います。
やっぱり介護の世界からQOLがなくなったら生活は崩壊するでしょう

▲もどる2010年06月01日 16:10 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.16]

 日本の社会は今や公共事業に代わって介護・医療の分野が景気対策、経済成長の主役になるのではないかと言われています。
 それにしても『きたない』『きつい』『危険』『給料が安い』 3K、4Kと言われる介護現場ですが、こんな暗いイメージを払拭し、明るく、楽しい介護を目指して日夜奮闘している多くの職員に支えられているのも事実です。
 介護の時代を補うのは、やはり専門性の高い介護職です。
 そのためにも他の職業に負けない待遇と職場環境を築くことが急務だと思います。

▲もどる2010年03月31日 00:00 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.15]

 相次ぐリストラやせっかくの内定を取り消しで、次に働く場所を「介護」求める人たちが多くなりました。
 介護の現場は確かに人手不足です。しかしまったく経験もなく、しかも仕事がないよりは“まぁいいか”ということになるとちょっと考えさせられます。
介護の世界はそんな簡単なものではないのです。入浴・排泄・食事だけでなく、介護が必要な人々の基本的な人権を尊重することを第一と考えなければなりません。
 介護を一生の仕事とし、そのための学習をしっかりする。
 そんな人材がほしいのですが。

▲もどる2009年07月01日 00:02 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.14]

 今、老人介護の現場に求められているもの、つまり高齢社会が必要としているものは何かと聞かれると、それは医療や福祉の充実した社会を構築する事とまずは答えてしまいます。
 日頃介護施設で生活されている方と接していると、必ずしも老人介護の現場に求められていることは、医療・福祉制度の充実や医療看護の専門性のみにあるのではないことがわかります。むしろ必要なことは、日々の生活の中で老人の声を聞き、老人の表情を見ながら思いやりの心を持って共に生活を支える、介護の日常体験そのものにあるのではないかと思います。
 人間の命を救うのは病院です。介護の現場は人間にすることです。目が輝いて笑顔を見せる、生きた人間になることでしょう。

▲もどる2009年01月21日 15:56 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.13]

 朝夕めっきり肌寒さを感じる頃となりました。
そろそろ暖房がほしいですが、今一番頭を悩ますのが重油・ガソリン等の高騰です。この状況が続きますと施設の経営も危機に陥ります。
 本当に国民の生活は厳しくなるばかりですが、肝心の政治の姿は明るい光が見えてきません。与党も野党も議論はするけれど、国民が本当に喜ぶような中身は見えてこないですね。
 とにかくお年寄りに、寒い思いはさせられないのですから・・・

▲もどる2008年10月22日 17:11 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.12]

 子供のころ、学校の先生から「みなさんは大人になったら、どうか世の中の役に立つ人間になってください」とよく言われました。その意味もよく理解できないで「ハイ」と返事だけをしていたものです。
 大人になった今、私たちは世の中で生きています。でも世の中のために生きているのではありません。私たちがうまく生きるために国を利用して生きるのであって、国のために生きているのではないでしょう。世の中が大切で、人間は世の中に奉仕すべきだという考えはとんでもないことです。
 世の中に奉仕する義務があるのは、首相・大臣・知事・議員さんです。私たちがもっとうまく生きることができるように、国が役立ってくれることが必要です。
 特に高齢者のみなさんはそう感じているのです。

▲もどる2008年07月24日 11:37 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.11]

~年は忘れるもの~
「ある程度年をとったら、浦島太郎になりましょう。その方が人生楽しく愉快に過ごせますよ!」と、ある人が言いました。
確かに、何才からお年寄りなどと、医学的には根拠のないことですから、自分はもう年寄りだと決めつける必要はないと思います。65才でも55才の体の若さを誇る人はたくさんいます。自分の暦年齢は自覚しつつもこれにこだわる必要は全くなく、忘れる方が一番良いのかもしれません。私たちが気をつけることは、心にいつも若さを輝かせることに結びつかなければ意味がないのです。
おれはまだ若いんだ、と自分に暗示をかけて毎日を過ごすぐらいがいいのでしょうね。

▲もどる2008年03月24日 11:23 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.10]

「枯れる」という言葉は植物だけでなく人間にも使われることがあります。
「人は年と共に枯れ、丸くなり、無害となり、弱者となる」と、言った人もいますが「枯れた人」というのは、言い方を変えれば…人生のステージにはもう立っていない…ということです。『これには賛成できません』
人間の一生をひとつの舞台だと考えれば、なおのこといつまでも自分をいきいきと表現する生き方をした方が良いのではないかと考えます。
人間いくつになっても人生のステージに立ってスポットを浴びている人、自分の前にいる観客の目を意識している人であるべきです。
七〇歳・八〇歳になっても「セクシーだ」「色っぽい」と言われるくらいの方が良いと思うのですが…
世間から身を引いて、孤独の中に入っていくことが高齢者の生き方のように見えますが、そんなことはないのです。
いくつになっても、枯れることなく・俗っぽく・人間くさく生きたいものです。

▲もどる2007年12月21日 15:28 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.9]

人の暮らしには三つの空間領域が必要だと言われています。
一、自分一人になれる
二、気の合う者同志が語らうことができる
三、外部の人と自由に交流できる

この三つが機能して初めて人間らしい生活が成り立つのです。

そして、そこで生活する人たちは…
   できれば・あまり、他人には…
     「干渉せず」「詮索せず」「深入りせず」
自分のことは少し我慢し、お互いに不審者や健康に注意しあって生活すること

…今、ケアハウスの生活で一番大事にしていることではないでしょうか。

▲もどる2007年10月13日 16:59 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.8]

数学者の藤原政彦さんが書いた「国家の品格」がベストセラーになりました。 その後、作者はちがいますが「女性の品格」・「男性の品格」も出版され、とても売れているそうです。 品格ある個人がいて、あるいは品格ある家庭があって、品格ある企業があって ~~ が前提になって『国家の品格』があるのだと思います。 品格とは何か…ですが、思いやり・やさしさ・美徳などなど、一言では言えませんが、要は我々が日常生活の中から失われたと感じている大人の常識という物だと思います。これが欠けている社会だとだれもが感じているからこそ、こんな本が売れるのだと思いますよね。 ケアハウスの生活でも体の不自由な人には 手をさしのべる いたわり 助け合いましょう は品格以前の常識だと思いますが…そう思われない人もいることにがくぜんとします。

▲もどる2007年07月18日 18:31 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.7]

介護保険施設の入居対象にはならず、しかし軽度の介護を必要としている方々が急増しています。
ケアハウスはそのような状況の方が多く入居を希望されております。勿論、ケアハウスは介護に至るまでの予防や生活支援の機能を来たす重要な施設です。
でも、三位一体改革によって、事務費補助金は予算削減につながります。年収150万以下の入居者が50%をこえている現状を見るとその負担が心配でなりません。

▲もどる2007年04月11日 13:19 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.6]

昼食が終わった午後の昼下がり、食堂ホールのあちこちから笑い声がします。
いつもの女性のグループが話しに花を咲かせているのです。何がおかしいのか、大声で笑ったり、手をたたいたり陽気そのものです。
一方、男性たちのまわりは静寂そのものです。
元気で陽気な女性たちの「がはははは」という笑い声こそ生きるエネルギーなんだと感心しているのでした。
男女の平均寿命の差はこんなところにも表れるのでしょうか…。

▲もどる2007年02月22日 18:19 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.5]

〈治癒力〉
 人間の中には病気を治す自然治癒力があると言われています。
 「病気とは医者や薬が治すのではなく、その人の持つ自然治癒力が治していく…医者や薬はそれを手伝うだけだ」と言う、お医者さんもいます。
 病気になればジタバタする。しかしそこには人間の意志や努力が加わらなければいけない。
 あがいて、ジタバタしても絶対に負けないぞ!!と『自分で治ろうという願望を持つ』このことが何より大切なんだそうです。
 したがって治癒力の薄い人はなかなか回復しないのです…。

▲もどる2006年11月28日 09:25 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.4]

子どもを抱えて通行人に物乞いをする母親の姿が雑誌に出ていました(アフリカ)。
健康保険も介護保険も生活保護制度もない国は世界に多くあるそうです。本当に私たちは日本という国に生まれて幸せなのです。
多少の問題はあっても、家族から捨てられても、社会から見放されることはないのです。

▲もどる2006年08月17日 16:26 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.3]

心の中は不満だらけでも表向きだけは明るく振る舞うことができるのが『老年の芸術だ』と言った人がいます。
‘いつも暗い顔をしてグチばかり言い決して感謝をしない老人’に親切にすることは、よほどの修行をした人でないかぎりむずかしいのです。
優しくしてもらいたかったら、まず自分が明るく振る舞って見せること、たとえ「うそ」でもいいのです。
それが老年の義務のような気がします。

▲もどる2006年05月22日 12:09 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.2]

またまた入居者のAさんが怒りだしました。彼は歩くのは歩行器、右手も不自由。今日も食事のとき、お皿を取るのに苦労していると…介護士が「お皿とってあげましょうか」とさし出したとたん「よけいなことするな!」である。言われた側は別に怒られるようなことは何もしていないのに‥彼にも困ったものだということになるのです。
しかし、彼はやたらに怒っているのではないのです。「~をしてあげる・~してあげようか」という恩着せがましい態度(勿論、そんな態度ではないのですが)に怒りを発しているのです。
老人の勝手な言い分だと思うか、あるいはもっともだと思うか… とてもむずかしい毎日です。

▲もどる2005年12月08日 16:22 [ ケアハウスゆうあい ]

施設長のつぶやき[No.1]

施設長のつぶやき

春から秋にかけて、前庭の花々が美しく咲き誇り、入居者のみな様の心を和ませてくれております。
うれしいことも、悲しいこともみんなで分け合いながら、老いのおおらかさ、重ねてきた人生の重み、を感じながら年をとるのはいいことだ、と実感できるケアハウスでありたいものです。

▲もどる2005年10月01日 11:30 [ ケアハウスゆうあい ]